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2016年12月のブログ

私的大河ドラマ論「真田丸」によせて

2016.12.21

大河「真田丸」が、堂々の完結を迎えました。

今年一年、計50回に亘り、楽しませていただきました。
何と言っても、大河らしからぬ軽妙さが、随分ネット上を賑わせたようで、三谷マジックにまんまと嵌った結果でした。
ドラマが始まり、最初に感じたのは、これまでの通り名であった“幸村”を、終盤のギリギリまで封印。
史上確認できる、正式名である“信繁”で通したことは、かなり驚きでした。
既に愛好家の間でも、幸村が通り相場であっただけに、視聴率的にもこちらを選ぶ方が賢明だったろうと思うからです。
正直言うと、その大胆さにかなり感動しました。できれば、幸村の名乗りを最後まで封印してもらえたら、もっと最高でした。
また、大河の影響はかなりのもので、今年になり出版された「真田関連本」が、かなりの確率で信繁となっていたことからも窺えます。
三谷式キャラの際立たせ方は、少々濃ゆ過ぎることもあり、今までの人物像を一変させたこともありました。
殊に上杉景勝などは、上杉ファンにとっては、許せないほど情けない描かれ方だったのが、良くも悪くも印象に残っています。
 今回、同番組の放映日である日曜日、BSで過去の大河「武田信玄」(1988年放映)を再放送しており、一日に過去と現在の大河を見比べることができました。
そしてその違いをひと言で言えば、重厚さにつきます。主演の中井貴一をはじめとする俳優陣は、どなたも血管の切れそうな演技をしています。
セリフのテンポ、間の取りかた、いずれもゆったりです。しかし、これは時代変化のスピードが速くなった影響でもあり、この当時のリズムでは今年のようなヒットにならなかったでしょう。
やっぱり大河も、時代を映す鏡なんですね。次回作は、地元の方さえ知らなかった(らしい)、井伊直虎公。残された記録も少ないらしく、期待値もさほど高くありません。
しかしこんな時ほど、脚本は自由に描けるとも言えます。一年間、目の離せない大河の制作に期待したいと思います。             (林 哲也)

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