”冬、床が冷たい。夏、小屋裏が暑い。”は、住む方にとって不快な環境です。
気密・断熱は、住み心地に直結する住まいの大切な性能のひとつです。
■隙間を生まない優れた気密性
アイシネンはスプレーノズルから吹き付けられる時は液体です。
液体として隙間と言う隙間に入り込み、隅々まで広がってから100倍に発泡します。
厚みのある軽量な発泡体は、建物内全体を包み込んで気密・断熱層を形成します。化学変化や劣化がおきない発泡体で動かない空気層を形成して対流をなくし、熱の移動と水蒸気を同時にコントロール。壁体内での結露の発生を抑制します。
小屋裏は縦貫材ごとアイシネンで包みます
壁に貫通しているパイプごとアイシネンを充填します
複雑な形状の開口部も隙間なく埋めます
■アイシネン施工の様子
■優れた断熱性能で快適な環境づくり
アイシネンは、現場吹き付け発泡タイプの断熱材。1%の素原料と99%の空気で形成された発泡体で断熱層を形成します。柔軟で軽い発泡体は優れた接着性を持ち、大きな衝撃や台風などの強風でも躯体に追従し、剥がれることがありません。施工は、認定を受けた作業員が責任を持って行います。
アイシネンの性能は、多くの認定・認証で証明され、中でも「NAHBインターナショナル・ビルダースショー」では、最も優れた建材で建設されるモデル住宅「New American Home」の断熱材として4年連続で採用。性能の高さを裏付けています。
■熱が伝わりにくい気泡構造
アイシネンフォームは気泡構造に大きな特徴があります。独立した気泡を持つ従来の硬質ウレタン断熱材などとは異なり、また、クッション等に使われるスポンジなどの連続気泡とも異なった形状で、セルは連続気泡ですが、複数のシャボン玉が壁を共有して繋がっています。この構造により毛細管現象が起きないように作られています。また、気泡をつなぐ接点には微細な穴があり、水蒸気はこの穴を経由して温度差による圧力によりフォームの中を移動し、人間が呼吸するのと同じに吐き出されます。
熱伝導率は0.035w/m.k(実力値0.021w/m.k)、
通気率はグラスウールの3%以下
※東京電気大による測定 A1412に準拠
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▲他プラスチック断熱材(参考) |
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▲アイシネン |
この小さな部分が隣のセルと繋がっている。非常に特殊な気泡構造。